「主よ、御心ならば、私を清くすることがおできになります。」
私たちは色々な時に神様に祈ります。しかしその祈りとは多くの場合 「〜でありますように」とか「〜の願いがかないますように」といった お願いが多いようです。もちろん神様に信頼を持ってひたすらお願いす ることは立派な信仰のあらわれだと思います。しかし重い病気を前にして(たとえそれが自分の病気でなく、知人の病 気であっても)福音書の登場人物のように「御心ならば」を付け加えて 祈れるでしょうか。「もし治らないことが御心であるなら、それも等し く受け入れ感謝します」という覚悟を持って「御心ならば」と祈れる か、はなはだ自信がありません。
「どうにか・・・」「何とか・・・」という祈りだけでなく、自分の願望から解き放たれ、神様の愛に包まれ、神様の望みと一致しながら、ど のような結果が訪れようとも「お望みなら・・・」と祈れるよう自分を 清めていきたいと思います。
daniel
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