人々はイエスの力に心を打たれ、彼の周りに集まり、「自分たちから離れていかないように」引きとめる。それに対してイエスは、「「わたしは、ほかの町々にも神の国の福音を宣べ伝えねばならない。自分はそのためにつかわされたのである」と言われ、旅立つ。
イエスには「優しさ」はあっても「しがらみ」はない。人間の思いを大切にされるが、それに縛られることはない。なぜならば、彼には一番大切なものが何か、というはっきりした基準があったからだ。イエスにとって一番大切なもの、それは「父の思い」である。
私たちも神に基準を置くならば、多くの問題を解決していけるのではないだろうか。
Mikael Urata
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