恐れるな・・・わたしたちの思いはこの「恐れ」に打ち負かされることがあります。恐れず、信仰のうちに前を向いて歩いていく人の姿は、わたしたちの心を大きくゆさぶることでしょう。
今日の福音では年老いたザカリアとエリザベトが登場します。神への信頼のもと、毎日祈りのうちに生活していたことを知ることができます。その祈りが聞き入れられ、その喜びのしるしとして、彼らは新しい命を授かることになります。この一連の出来事を通して「主は今こそ、こうして目を留めて」くださる方であることを伝えています。
わたしたち一人ひとりにも目をかけてくださる主のまなざしを、今、ここで感じ体験していきたいものです。恐れるな・・・わたしたちの心を閉ざしてしまうことのないようにしていきましょう。
TH
「あなたの願いは聞き入れられた」こう天使はザカリヤに話しかけ、エリザベトとの間に子供が生まれることを知らせる。しかし、ザカリヤはそれを心から信じることができなかった。神に願っていたのに、いざそれがかなうと知らされると信じられない。願っているにもかかわらず、どこかに「そんなことはまあ無理だろう」という気持ちがあったのではないだろうか。つまり、ザカリヤは、人間の力をはるかに超える神様の力を心から信じてはいなかったのだ。
私たちにもそういうことがないだろうか。私たちは神様に願うとき、心から神様の力を信じているのだろうか。
Latta
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