今日のみ言葉


今日の『み言葉』(聖書朗読箇所)をよく噛んで、ゆっくり味わいながら頂くように致しましょう。
『み言葉』はリンク先「今週の聖書朗読」で読むことが出来ます。
どうぞご利用下さい。

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2012/12/18  待降節第3火曜日 エレミヤ 23/5-8 マタイ 1/18-24
 
 「インマヌエル」
 
主イエス・キリストは誰であるか、現在はどこにおられるか、というテーマについて皆さんに分かち合いたいと思います。
 
主イエス・キリストは単なる歴史的な人物だけではない、現在にいたるまで、我々と一緒に歩み続けておられる方なのです。「イエス・キリストは、きのうも今日も、また永遠に変わることのない方です。」(ヘブ13:8)。言い換えれば「インマヌエル」(マタイ1:23)「神は我々と共におられる方」です。そして、世の終わりまでいつも私たちと共におられる方なのです。これは、わたしたちの信仰と生活の中心的なテーマだと思います。パウロが言う通り「「生きているのは、もはやわたしではありません。キリストがわたしの内に生きておられるのです。」(ガラ2:20)私たちは日々の中に一緒に歩んでくださる神様がおられるから、もう安心!何事も心配することはないでしょう。暗い道の中で一人で歩くより二人で歩いた方が安心ではありませんか。ですから、わたしたちは一人で思い悩んだり、耐え忍ぶことがないように共に歩んでいる神様に信頼して、委ねることは大事なことではありませんか。
 
 「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」(マタイ11:28)と神様は約束してくださったではないでしょうか。世の中で「私はダメな人間だ」と思い込んでいる人々が大勢います。無縁社会で部屋に引きこもったり、生きる希望を失う人もいます。何故そういう結果になったのか。神様への信頼により、自分自身をも信じるこが大切ではないでしょうか!
 
 私たちの人生においても同じことです。喜びや悩み、迷うことは当然出てくることです。弟子たちが舟に乗った時に出会った逆風の場面を思い起してください。その時、イエスは何と言ったか。「私だ。恐れることがない」私はついていきますから、もう大丈夫、安心しなさいということです。わたしたちと共におられる神様はそのような神様です。私たちが信じている神様は交わりの神様です。三位一体の神様です。ひとりで行動する神様ではありません。我々と共におられる神様(インマヌエル)です。死に至るまでわたしたちのために与え尽くした神さまです。ですから、キリスト者である私たちはキリストの生き方を学ばなければならいと思います。自分の周りの人と関わりながら、神の姿と神の生き方を見つけるように努めましょう。これはクリスマスの本来のメッセージとも言えるでしょう。
 
アントニオ
 
 

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