ここ数日の福音朗読では「イエスは誰なのか」が問われています。今日の福音でイエスは、自分と御父とはひとつであると述べられます。少なくとも行っている業によって信じなさい、と言われます。イエスが行われる業はすべて御父からのもの、御父とともにあるものであるからです。
ユダヤ教のリーダーたちはイエスが「自分は神の子である」と言ったので、それは神を冒涜することだとイエスを捕えようとしました。それに対してヨルダン川の向こうの人々はイエスを信じました。イエスを信じる人々と信じない人々の違いは何でしょうか。やはりそれは素直さ、単純さでしょうか。
イエスを信じない人々はさまざまな情報に流されてしまって、イエスという方そのものを見つめることができなかったのではないでしょうか。
「イエスは誰なのか」。
先入観や偏見なしに福音のイエスを,そしてわたたちの日常生活で人々を通して現れるてくださるイエスを素直に見つめることができればいいなと思います。
kita
|