十字架称賛の翌日にあたる今日、教会は十字架のもとにたたずんでいたマリア様の悲しみを記念します。
幸せな方、恵み溢れる方と称されるマリア様も深い悲しみ、心の痛みを味わわねばならなかったことを思い出す日です。母親として、目の前で殺されていく息子に対して何も出来ず、そばに居るだけで精一杯だったマリア様の悲しみは、息子イエスを深く愛していた故にとても大きなものであったに違いありません。
マリア様の悲しみの大きさはイエス様への愛に比例するものでしたが、マリア様の愛は悲しみよりも優るものでとても力強いものだったのです。そして悲しみと共に息子を捧げたマリア様は大きな恵みを神様から頂きました。マリア様は涙の数だけ強くなり、涙の後に美しい虹を見たわけです。
悲しみはないに越したことはありませんが、悲しむことを避けてばかりいると受ける恵みはもしかすると少ないのかもしれません。「悲しむ人は幸いである」。イエス様の言葉を思い出しましょう。
mickey sdb
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