「新しく生まれねばならない」。私たちは毎日の生活の中で、いろいろなものに影響を受けています。出会う人、生活の場である環境そのもの、出かけていった先での出来事などなど、いろいろあります。その中で私たちは信仰生活を続けます。今日の福音にありますように、日々新しくなって、主イエスの後に従う者となるように努めます。つまり心が新しくされる必要があります。今のままでいい、これ以上自分は変化を求めないという状態は、霊の働きかけ拒んでいるようにも思えます。風はどこから吹いて、どこにいくのかなかなかわかりません。でも風を感じること、風が通ったことを確認することはできます。霊の働きかけも、その人の姿を通して(あるいは自分自身のふり返りにおいて)確認できるものともいえましょう。主イエスの後に従う者として、主が担われた十字架の神秘も黙想しつつ今日という日をていねいにすごしていきましょう。
TH
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