神の国に入るためには、だれでも水と霊によって新たに生まれなければならないことが明確に示されました。神の国というのは「神が王として恵みと力とをもって支配されること」(新共同約聖書の解説から)であり、「神の支配」とか「御旨の行われている状態」とかいう表現も、時々目にします。共観福音書(マタイ・マルコ・ルカ)では、たとえ話によって神の国を丁寧に説明していて、そちらも参考にして頂きたいのですが、ヨハネによると、それは「水と霊によって新たに生まれた者のみが入れる」ということですから、これは「教会」と言い換えて差し支えないでしょう。
そこで、私たちへの挑戦が浮き彫りにされて来ます。教会において、神の御旨はどの程度実現しているのか。個人的には「結構いい線行ってるんじゃない?」と思うのですが、より相応しい形で救いがもたらされるようにと、常に私たちが心を配ることも神の望みの一つのようです。どうでしょう、主があなたにも何かを望んでおられますよ。
Eno
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