「あなたはどなたですか?」と問われるヨハネの姿が描かれています。「わたしは荒れ野で叫ぶ声である。『主の道をまっすぐにせよ』と。」と、ヨハネ自身は自分が何者であるかよくわきまえていました。
年の節目にあたり、私たちも自分自身に同じ問いをしてはどうでしょうか。「あなたはどなたですか?」と。自分は一体何者であるのかと問うことは、自分自身を改めて見つめ直すことであり、大切なことです。果たして自分が何者であるのか私たちが自分自身をわきまえているのか確かめてみましょう。
人から思われている自分とか、自分が描く理想の自分の姿にとらわれて、純粋に自分の姿を見つめるのは難しいものです。洗礼者ヨハネが、自分の姿、役目、使命をはっきりと自覚していたのは、神様との関わりをもしっかりと保っていたからでしょう。
自分が何者であるかは、私たち自身以上に神様がよく御存じであるはずだから、神様との関わりがなくては、見失ってしまうのではないでしょうか?だから神様の関わりを振り返ることを通して、自分が何者であるのか問うことが大切だと言えるでしょう。
mickey sdb
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