今日の福音は、イスラエルの歴史の中で神がイスラエルの人々をずっと招き続け、ついにその時「盛大な宴会」の時がやってきたので決定的な最後の招きをしたところ、その招きに人々が応えなかったという話です。結局、この決定的な神の国の「盛大な宴会」に招かれたのは、貧しい人、体の不自由な人、足の不自由な人たちでした。そして最後にはとにかく手当たりしだい誰でも招いていきます。つまり、イエスの決定的な招きの言葉、「神の国は近づいた、回心して福音を信じなさい」という言葉が真に力を持つ決定的な「時」があるというテーマです。私たちは、確かにいつでもやり直すことができます。しかし同時に、どうしても逃してはいけない、満ちてく決定的な「時」があることも忘れてはいけないということです。それぞれに人生において、共に歩んでいる道のりにおいて、その「時」を見極めることができますように。
John Goto
|