週日のみ言葉と福音朗読

今日の『み言葉』(聖書朗読箇所)をよく噛んで、ゆっくり味わいながら頂くように致しましょう。
 
『み言葉』はリンク先「今週の聖書朗読」で読むことが出来ます。どうぞご利用下さい。
 
 
音符のイラストのところをクリックすると、朗読を聴くことが出来ます。
 
朗読者:石川裕美
303      年間第28土曜日 ルカ 12・8−12
 
今日の福音の話には神への信頼が根底にあります。迫害という事情を考えると、イエスの仲間であると言い表すことは危険なことでした。それでもあえてそのことを言い表すことは、神への信頼があってのことです。連れて行かれたときに何を言えばいいのか心配する必要がないというのは、神への信頼があればそれでいいという考えからです。
 
 聖霊を冒涜するというのは、迫害を前にして背教する事だと説明されていますが、これは神への信頼を捨ててしまうことともいえます。イエスの仲間であるということは、イエスが誰なのかを知っていることで、それでもなお信頼しようとしない心の頑なさが問題なのかもしれません。知っていて信頼しないほうが、知らないで心を寄せないよりももっと悪いということにもなるでしょう。イエスは神への徹底した信頼というものを期待しているのかもしれません。私たちの心からの望みはいったい何かを考えるとき、私たちはこのイエスの期待に答える最大限の努力が必要なのでしょう。    
                
T.K
 
年間 第28土曜日 ルカ12・8−12.mp3
 

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Last updated: 2015/8/19