「だれでも、わたしの天の父の御心を行う人が、わたしの兄弟、姉妹、また母なのである」
父なる神様の御心を行う人とはどういう人でしょうか?何か立派な善行を積んだ人のことでしょうか?品行方正で、性格のよい人のことでしょうか?恐らくそうではありません。
イエスさまの弟子たちは、決して立派な人たちでもありませんでしたし、有名人でもありませんでした。教養のある人も少なかった。ただイエスさまの後に付いてきているだけです。それ以外にありません。イエスさまの後に従って、そして今このようにイエスさまの周りに座って、イエスさまの話に耳を傾けている。ただそれだけです。そしてそれが天の父なる神様の御心なのです。
ですから、私たちがイエスさまのあとに付き従い、みことばに耳を傾けているならば、私たちもイエスさまの弟子なのであり、それゆえイエスさまから、「わたしの母、わたしの兄弟」と呼ばれるのです。わたしの家族、と言われるのです。
北川純二
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