週日のみ言葉と福音朗読

今日の『み言葉』(聖書朗読箇所)をよく噛んで、ゆっくり味わいながら頂くように致しましょう。
 
『み言葉』はリンク先「今週の聖書朗読」で読むことが出来ます。どうぞご利用下さい。
 
 
音符のイラストのところをクリックすると、朗読を聴くことが出来ます。
 
朗読者:石川裕美
187      年間第9木曜日 マルコ 12・28b−34 
 
 彼らの議論とは「復活論」で、モーセが言った言葉「私はアブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である」とありるではないか。神は死んだ者の神ではなく、生きている者の神だ。』というイエスの姿を見た律法学者が一人、ごく当たり前の質問をして、イエスの答えを聞きます。驚きながらも納得している有様が、今回の場面です。
 
 なぜ、この質問に対して律法学者は驚いているのでしょうか。先の議論があったから、質問し確かめたのではないでしょうか。イエスが最後に言った言葉と同じ感触を持ったのかもしれません。「神の国に近い」。
 
 議論を聞いて、もしかしたら・・。答えを聞いて、やっぱりそうなんだ。そういう感覚ってありますよね。
 憎しみ対立しているように見えたイエスを律法学者が、自分の分身のように身近に感じられた瞬間です。
 
 新しい考えではありません。深く根ざした生き方を受け継いできているのです。それをイエスを通して確信したことでしょう。 
 
POOH
 
年間 第9木曜日 マルコ12・28−34.mp3
 

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Last updated: 2015/8/19