今日のこの福音は昨日の箇所の続きで、イエス様は人々に神の言葉を聴く人の姿勢について話されています。だからこの箇所は、ただそのまま抜き出して考えようとすると、書かれてある言葉の意味はわかるとしても、イエス様の言わんとすることの意味がわかり辛くなってしまうところでもあります。
イエス様がここで言われている「ともしび」は神様のみ言葉のことだととらえることが出来ます。神様の言葉を聴く人は、それを胸に秘めて隠したりすると意味がないということでしょう。そうするのではなくて、神の言葉を実行して人々に表されるべきだとイエス様は諭しておられるのです。更に神の言葉は人の心の中の隠れているものを照らし出す力を持っていることも私たちに悟らせています。
「何を聞いているか注意しなさい」と言われます。神の言葉に耳を傾けているか、それをちゃんと聴いているかどうか振り返りを促されます。自分の聴きたいことだけ、自分の耳に心地よいことだけを聴こうとすると、神様の言葉はあまり聞こえてこなくなるわけです。
神様の言葉を聴く耳を持つ人、持っている人になりなさいと、イエス様は私たちに訴えておられるのが聞こえますか?
mickey sdb
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