小学生の頃、学校の裏にあった荒れ放題の畑を長い時間をかけてきれいな畑にしたことがあります。畑にはなったものの、石だらけ。たくさんの小石を取り除く作業が続きました。石も拾い終わり、一人ひとりうねを作ってサツマイモを植えました。秋には収穫祭(サツマイモ料理ばかりですが)がありました。次の年は各自好きな花の種を植え、育てました。とてもなつかしい思い出です。さて、今日の福音は種まきのたとえ話です。ある種は道端に、ある種は石地に、ある種は茨の中、そしてある種は良い土地へと落ちていきます。なかなか成長していかないのは、種にとって土地が大切だからです。良い土地に落ちた種はたくさんの実をつけます。福音の後半には、このたとえの説明があります。もう一度じっくり読んでみましょう。・・・私たちにも御言葉が蒔かれています。実り多いものとなりますよう、ただ聞くだけでなく、その御言葉を生きる者として生活していきたいものです。
TH
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