イエス様が中風の人を癒される場面です。この癒しの奇跡によって神様の業が示されましたが、イエス様の言葉に躓く人たちもいました。
「子よ、あなたの罪は赦される」と言われたイエス様の言葉は中風の人だけに当てはまる言葉ではなく、全ての人に当てはまる言葉であり、福音のはずです。しかし、イエス様のこの言葉はあの場に座っていた数人の律法学者にとって役に立つものとならなかったのです。
このことは、今日の第1朗読で読まれている「ヘブライ人への手紙」の中で指摘されている事と重なります。「私たちにも彼ら同様に福音が告げ知らされているからです。けれども、彼らには聞いた言葉は役に立ちませんでした。その言葉が、それを聞いた人々と、信仰によって結びつかなかったためです。」(ヘブライ4:2)
私たちが耳にする福音が、私たちの信仰によっていつも結びつき、救いにとって役立つものとなり、安息にあずかることができますように・・・
mickey sdb
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