人は生きる為に苦労しながら自分の手で糧を得るのです。ある人は主と共に仕事をします。他の人は主を抜きにして仕事に励んでいます。その違いはただ一つのものだと思われるかも知れません。本当のことを言いますと、それは対照的な姿を表すものです。つまり、イエスを信じるか信じないかと言うことにあります。
イエスは、「私は命のパンである」と仰せになっています。イエスの存在に驚きがあります。イエスは、ご自分を受ける私たち一人ひとりを力で満たしてくださるのです。イエスは、『人はパンだけで生きる者ではありません』と仰せになりました。今日のエピソードを通して、イエスを信じる人々の信仰の報いが強調されていきます。それは、『子を見て信じる人には皆、永遠の命がある』という事です。更に、イエスは餓え渇きを満たすだけではなく、その『人を終りの日に復活させる』ことにあります。イエスを信じることは、イエスに従うことであり、生き方と考え方を変えることです。
『命のパンであるイエス様』、あなたは道しるべだけではなく、目的地なのです。度々私たちのところに命のパンとして来て下さいます。私たちが日々の仕事をしながら永遠の命を失う事がないように『命のパン』で、私たちの心も体も満たして下さい。私たちを新たな驚きで満たして、あなたのみ旨を行うような人にしてください。
Fr.Tadeusz
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