「人間に従うよりも、神に従わなくてはなりません。」
今日の二つの朗読に共通して流れる一つの対比があります。それは「神の思い」と「人間の思い」です。福音では「地から出るものは地に属し、地に属するものとして語る。〜 神がお遣わしになった方は、神の言葉を話される。」と言っています。この対比は私たちの生活の反省の材料になるでしょう。私たちは、周りの「人間」が私たちをどう思っているか気にしていますか、それとも「神」が私たちのことをどう思っているのか気にしていますか、どちらでしょうか。もし周りの人間の思いが私たちを縛っているなら、それはもしかしたら私たちが「地に属するもの」の証拠かもしれません。
S/U
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