イエスは「神のみ心を行う人こそ、私の兄弟、姉妹、また母である」と言っています。イエスは人間の血縁関係を否定しているわけではありません。ただ、自分により近い者とは、神のみ心を行うものであると言っています。イエスを遣わされた父なる神のみ旨を悟り、それを忠実に実行するときに、私たちはイエスに近いものとなることができるのです。
主の祈りの中に「み心が天に行われるように地にも行われますように」という言葉がありますが、この言葉をしっかりと心にとめたいと思います。父なる神は私たちを限りなく愛し、私たちをご自分のもとに引きよせ、永遠の喜びを与えようとされています。このような神のみ心を心にとめ、私たちの人生の歩みがよりいっそう神のみ心にかなうものとなりますように祈り、また自らも努めたいと思います。
鈴木英史
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