今日の福音の中で主イエスは、「つまづきは避けられない」と教えて下さいますが、「それをもたらす者は..首にひき臼を掛けられて、海に投げ込まれてしまう方がましである」というもっとも厳しい言葉を付け加えるのです。しかし、主イエスは、この言葉がもたらす暗い雰囲気を和らぐかのように、「悔い改めます」と言われたら、何回でもではなく、いつでも赦さなければならにというふうに戒めてくださいます。
悪いことをされたら、私たちは、こんな目にあわせられて、たまるものかと憤りを覚え、本能的に復讐を考えますが、やはり、それは間違いです。キリスト者の復讐はゆるしです。
つまづきの罪をふくめて、どんな罪でも、ゆるしがあれば、それは平安と喜びの源となります。
許せる人は神の友となり、許される人は神の喜びを味わうのです。
Achille Loro Piana
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