72人を宣教に遣わすにあたり、イエス様はコラジン、ベトサイダ、カファルナウムの3つの町を厳しく非難しています。
今日の福音の主題は“回心”です。3つの町の人々はイエスが述べる言葉に耳をかしませんでした。奢りたかぶり、イエスを認めず、受け入れなかったのです。さらにこれらの町はガリラヤという狭い殻に閉じこもっている<井の中の蛙>的態度を取ったのです。
イエス様は派遣される者たちが、いつもいつも歓迎されるのではないことを教えるために、回心しなかった町の例を引きあいに出したのかもしれません。しかし16節で、イエスと弟子たちの間に強い結びつきがあることを示すことによって、弟子たちが宣教している間、イエスが共にいてくださるという実感と弟子たちの心に中に神がいてくださるという確信を生んでいったはずです。
M.M.Joseph
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