今日の福音で、忠実な僕と悪い僕のたとえがでてきます。忠実な僕は、時間どおりに仕事をしますが、悪い僕は、主人が帰るのが遅いと思い、やりたい放題にしてしまいます。主人というのはもちろん神様のことですが、わたしたちは、神様がいないかのように振舞っていることがないでしょうか。いつ、どんなときでも、神様がいらっしゃることを意識すれば、わたしたちは目覚めて生きることができます。しかし、人が見ていなかったり、やってもやらなくても評価されないようなときには「どうでもいい」と思って、いいかげんにしたり、ときにはめちゃくちゃなことをしてしまうかもしれません。
車を運転していて、残念に思うことは道端にたくさんのゴミが投げ捨てられていることです。「だれも見ていない。ゴミをきちんと分別しても得をするわけでもない。」という人がいるのです。そのようなことではなくても、わたしたちにも小さな誘惑があるかもしれません。「たまにはいいだろう。」とか「いつかやればいいだろう」という考えです。そんな私たちに、今日のみことばは、語りかけています。「目を覚ましていなさい。」
noby
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