今日の聖書は「収税人マタイの召命」についてです。この箇所を読んで誰もが考えることは、イエスさまの「ついてきなさい」の一言で「彼は立ち上がって、イエスについていった」そのすばやさです。
この地、カぺナウムはガリラヤ湖畔の東西交通の要地で、徴税人にとっては「金稼ぎの絶好の場」だった筈です。でもイエスに出会って、彼は180%人生の方向転換をしたのです。「イエスさまの魅力と、それに惹きつけられ男の出会い」と言えます。イエスさまにとっては、嫌われ者の収税人を弟子にすることは、マイナスの評判になることは確かなのに、この男の中にある優れた特質を評価しました。
ルカ、マルコでは「レビ」になっているので、ヘブライ語で「マタイ=神の賜物」は、イエスさまから付けられた名前なのでしょう。マタイは感謝をこめて、「マタイによる福音」を書いたのでした。
Tpaolin
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