紀元三世紀のローマ帝国皇帝セヴェルスは キリスト者ではないのですが、こう言っています。
「私には尊敬する人が二人いる、一人はイエス・キリスト、もう一人はアレキサンダー大王だ。そして、イエスの最大の教えは、マタイ7章12節“何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ。これが律法であり預言者である”、に代表される」と。
そして、彼、セヴェルス皇帝は、この聖句を文字通り黄金の文字で記して自分の部屋に飾っていたという。
私たちの文化では、「人や世間に迷惑をかけるな」、「人がいやがることをするな」ということがよく言われる。いずれも否定的な表現を使うことが多い。しかし、イエス様の言葉はいつも前向き積極的だ。人々からしてほしいことを積極的にしなさい、という行動的な促しだ。
M.M.Joseph
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