今日の福音でイエスは「祭壇に供え物を捧げる前にまず、兄弟と仲直りをしなさい」と言っています。ここから読み取ることができるのは、優先順位として先にくるのは第一に「和解」ということです。ゆるし、ゆるされることをせずに供え物をするなどの善行をすることはおかしいと言っているのではないでしょうか?私たちは、ややもすると「善行をした」ことによって自己満足に終わってしまうかもしれないのです。考えてみれば、私たちは十字架上でいのちを捧げられたイエス・キリストによって先に、無条件に神からゆるされている存在です。神から和解の恵みを頂いていることを常に思い起こしたいものです。そして自分から「和解」するために一歩踏み出す勇気と力を願い求めましょう。
ぼすこ
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