「主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう。」エリザベトはマリアに向かってこんな心からのほめ言葉をささげました。ふつう、信じるまでにもしかしたら、人はすごいエネルギーを使うのかもしれません。信じていいのかな、いやまさかそんな。信じたところで、なにが変わるんだ、とつぶやいてみたり、抵抗したり。マリアさまだって、信じるために葛藤がありました。まさか、私が、と。でも、エリザベトはマリアさまにこう言ってあげたのです。「信じるってすばらしいことね。あなたがとっても輝いて見える。神さまの恵みの力は計り知れない」と。大変なエネルギーを使った分、そして何よりも私が信じるという以上に、信じるように導いてくださる方に私のしきれない分を委ねてみれば、いっそうの輝きがあるのだろうと思います。そして、それを支えてくれたり、わかってくれたりするエリザベトさんがあなたの周りにもきっといるはずです。今日、こころを少しばかり、神さまに向けてみましょう。そして、友と分かちあってみましょう。
若望
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