「勇気を出しなさい」( ヨハネ16,33)
この言葉を読んだ時、イエスの言い方として珍しく思い、原語を調べてみました。弟子であるということで私たちが今でも必ず出会っていく苦難や精神的負担またプレッシャーに直面するとき、イエスは「ネ碵裨蛛v(Tharseite=ザルセイテ)と心に強く聞かせてくださいます。
この箇所の前後を読んで、原語の「Tharseite」の意味は「良い心理状態でいなさい」または「信頼を保ちなさい」とか「落ち着いていなさい」または「心の平安を保ちなさい」などのようなものです。否定の形で翻訳すればその言葉のインパクトがまだ大きい。「暗くなるな」「おびえるな」「大変さに負けるな」「ストレスになるな」・・・のようになります。イエス様らしい指示だと思いませんか?その理由は簡単で、絶対です:「私(イエス)はすでに世に勝っている!」のだから。
イエスに結ばれて生きているならば私たちは彼によって心の平和や人生の平安を得て、不安やストレスに陥ったり、おびえたり、暗くなったりすることはありません。この世でやってくるあらゆる苦難などに彼と共に勝っていけるのだから。
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