イエス様は洗礼者ヨハネの偉大さを讃え、そしてこう言われています。「彼が活動し始めたときから今に至るまで、天の国は力ずくで襲われており、激しく襲うものがそれを奪い取ろうとしている。」と。
善に対して邪魔するものが出てきたり、良いことが始まると妨げようとする働きがあったりします。この待降節も、キリスト者として今一度自分の信仰生活を振り返り、救いの喜びに与れるようにと、悪い習慣を改める努力をしたり、善に励もうとすれば、何かと邪魔されたり、それを遮ろうとする力も働きかけてくる事があるかも知れません。これに対して私たちはどう対処すればいいのでしょう。自分に襲い掛かって来るものに、こちらも襲い掛かるか?疲労するばかりで、あまりいい効果は期待できそうにありません。むしろ相手の思うつぼにはまってしまう事でしょう。
今日の第1朗読のイザヤ書にヒントが示されています。私たちがするのは「恐れない」こと。神様は、「恐れるな、わたしはあなたを助ける」と繰り返し言われております。「わたしは彼らを見捨てない」とも。主の御手に委ねましょう。
面倒に巻き込まれるなら善も回心も何もしない?そうであれば、すでにあなたは心を奪い取られていませんか?
mickey sdb
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