イエスは人類を照らす光としてこの世に来られました。だが、人々は「光を理解しなかった。認めなかった。受け入れなかった。」
救い主イエス・キリストのご生涯は誕生の時点から「拒絶」で始まりました。宿屋の拒絶、ヘロデ王の拒絶、ファイリサイ派・律法学者たちの拒絶、神殿の祭司たちの拒絶、金持ちたちの拒絶、為政者たちの拒絶、群集の拒絶、ユダの拒絶、ペトロの拒絶。そして、2千年たった今、私の拒絶、あなたの拒絶も受けているのです。
それにもかかわらず、イエスのご生涯は愛の教えを説き、罪を赦し、病者をいやし、苦しみ悩める者の重荷を取り除き、十字架の死に至るまで光を掲げ続け、現在でも聖霊を通じて照らし続けているのです。
その光を認め、受け入れる人には最高の喜び、栄誉、心の平安が約されているのです。イエスは「自分を受け入れた人、その名を信じた人々には神の子となる資格を与え」てくださるのです(ヨハネ1.12)。
キリスト信者がクリスマスを祝うということは、神に対する「拒絶」を改め、神が命がけで掲げてくださった光りを認め、受け入れ、光に従う決意を新たにし、可能な限り多くの人々に光を伝える意欲を高めるところに意義があるのではないでしょうか。
Sakanashi sdb
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