よく、「自分を信じなさい」とか、「自信を持って生きなさい」という言葉を聞きます。しかし、はたしてその自信はどこから来るのでしょうか? 下手をすると、その自信は、「自分が一番だ」とか、「他の人よりも自分は優れている」という傲慢な態度から来ていることがあります。しかしそんな自信はすぐに打ち砕かれてしまいます。自信を持って生きるとはいったいどういうことなんでしょうか。
今日の福音でイエスは、ユダヤ人たちから石で打ち殺されそうな状況の中で、「父がわたしの内におられ、私が父の内にいる」と言って、毅然とした態度を示しています。私たちは、どんなに苦しい状況にあっても、うまくいかないとこがあっても、あきらめてしまうのではなく、いつも神様は自分と共にいるということを思い起こすことが大切です。この神様に信頼して歩んでいくとき、私たちのうちに本当の確固とした自信があふれてきます。
神様は私たち一人一人を呼んで下さっています。しかし、すべてがスムーズに行くわけではありません。いろんな困難があります。しかし、そんな中にあっても神様は必ず共にいて、導いてくださっています。この神様に信頼して歩んでいきましょう。
Tsujiie
|