四旬節第2週の終わりの日を迎えた私たちに、教会は広い心、温かい心の持ち主へ軌道修正するように呼びかけ、有名な「いつくしみ深い父親のたとえ話」を読み聞かせます。
かたくなで、正義感に強く、自分の非は認めたくなく、軽く人を非難する傾きを持つ私たちに、かかわる人の弱さを大目に見て、ゆるし、受け入れて行くように勧めてくれます。日常の営みを振り返るとき、兄さんの生き方をしているなぁとおもいます。正義感が強く、「これが悪い。あれが悪い。」と批判ばかりして、かかわる人を受け入れていない私がいる。かたくなに父なる神の誘いを拒み続ける私がいる。
そんな私に父なる神は「弟のように素直になりなさい。そんなに片意地張ってがむしゃらに生きなくてもいいじゃない?そんなに強がらなくってもいいじゃない?もっと自分の弱さを認めて、助けを求めたら、どう?」こんな問いかけをされているような気がします。
松永
|