週日のみ言葉と福音朗読

今日の『み言葉』(聖書朗読箇所)をよく噛んで、ゆっくり味わいながら頂くように致しましょう。
 
『み言葉』はリンク先「今週の聖書朗読」で読むことが出来ます。どうぞご利用下さい。
 
 
音符のイラストのところをクリックすると、朗読を聴くことが出来ます。
 
朗読者:石川裕美
63      四旬節第2木曜日 ルカ 16・19−31
 
 今日のエレミヤの預言の言葉に次のようにあります。「人の心は何にもまして、とらえ難く病んでいる。」私たちの心は、どうしようもなく病んでいる。まず、そのことを知っているのは、主なる神であり、私たちではないということです。
 
 最大の悲劇は、病んでいることを病んでいる本人が気がついていない場合です。直しようがない。それどころかこの病にかかると、自分が良かれと思っていることが、人を本当に傷つけてしまっていることさえ考えられます。「気づかない」病です。ルカにある、ファリサイ派の人と徴税人が神殿で祈る話があります。この病の典型です。そして「まったく、ファリサイ派は仕様がないな」と言った瞬間、実は私自身がその病にかかっていることになります。恐ろしい病です。少なくとも、自分もその病にあっという間にかかってしまうことに敏感であるようにしたいものです。
 
John Goto
四旬節 第2木曜日 ルカ16・19−31.mp3
 

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Last updated: 2015/8/19