イエス様は「私の十字架」ではなく「自分(あなた)の十字架」を担いなさいと言われます。
「自分の十字架」とは何でしょうか?縦と横に組まれた十字架を見つめて考えていると、あるものが浮かんできました。それは「人間関係」。生きている以上、人は誰でもこの縦横の人のつながり、十字架の中で生きていきます。決していい加減にすべきものではなく、しっかりと受け止めるべきものであり、自分のことだけを考えると、バランスを崩して歪んでしまう十字架です。支えあって出来るもので、この関係の中に神はおられるのです。この十字架を「自分の十字架」としてしっかりと背負って私たちは生きていくのだと考えられます。
背負っていく「自分の十字架」とは何か?四旬節の始まりにあたり、今一度考えて見ましょう。
mickey sdb
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