イエス様は最初のしるしを行い、栄光を現されたのは“結婚式”の中です。教会でもなければ、山上の説教を語られたような場所でもありませんでした。
つまり、夫婦の絆、親子の絆、家庭という“愛の絆”に結ばれた人間の関わりの中にこそ、神様はいつもご自身を現そうとされているのです。それだけに、神様のしるしは私たちの身近なところにいつもあるのですね。
また神様の大いなるしるしは、水が葡萄酒に変わってしまう出来事に象徴されるような驚くべき業ばかりではありません。時には葡萄酒がなくなる!と言った事にも象徴されるような危機的な事、つまり十字架を担うような苦しみを通して栄光が示されていく事もあるのです。
でも、だいじょうぶ!辛く悲しい事に遭遇しても、今日の福音にあるように、マリア様が、そこにいてくれますから私たちのお母さん(=教会の母)が「そのとおりにしてください」と言って、私たちを必ず導いてくれます。新しい年を、このような希望のうちに始めていきましょう!
FR.NAO
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