前立腺ガンを患い、骨やリンパ節にもガンは転移して末期症状にあった上、肺と心臓に水が溜まり呼吸が乱れ、父は緊急入院することになった。その後、血圧は下がり、徐々に弱って、十字架の苦しみにも似た耐え難い痛みを味わいながら、乾く喉を「海綿」ではなく氷で潤していたが、息を引き取り、父は天に召された。
「祈るときには、こう言いなさい。」とイエスは祈りを弟子に教えられた。その祈りを私は子供のころに父から教わった。その後「天におられる私たちの父よ・・・(天にまします我らの父よ・・・)」と主の祈りを何度も唱えてきたが、この祈りの言葉が今まで以上に身近に感じられ、心に響くようになった。
「神よ」ではなく「父よ」と私たちに呼びかけさせたイエス様の心が今更ながら見えてきた。
mickey sdb
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