今日の福音には。「一人の子供」と「迷い出た羊」に焦点があてられています。
この二つに共通していることは、そのものとして、力のない存在であるということです。ものの数として認められていない、価値がないと見なされやすいものです。軽んじられやすいものにイエスはわたしたちの心を向けさせます。
世話をされるべき「子供」、導かれるべき「迷いでた羊」のような者は、わたしたちの周りにはこと欠きません。わたし自身も、ときに迷い、多くのかたの世話を受けていることを自覚しています。あらためて、このみ言葉を噛みしめてみたいとおもいます。
道
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