マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネの聖書が「福音書」と言われるのは、正に今日の聖書の個所によります。イエスさまのメッセ−ジは「幸福の訪れ」であり、それを記したのが福音書だからです。
聖書学者達は、今日読み上げられたの聖書の個所を「ミニ福音書」と呼んでいます。イエスさまのメッセ−ジの要約だと考えるからです。一つずつ考える時間はありません。今日は一つのことだけを考えましょう。それは「私達一人一人が幸せになって欲しい」との神さまの熱い望みのことです。
「神はその独り子をお与えになるほど、この世を愛された」(ヨハネ3:16)一番大切なものをプレゼントする相手は“一番大切な人”なのです。イエスのご生涯は、神様が私達一人一人の幸せを心から望んでおられることを考えさせます。
田中次生
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