喜びのうちに復活節を過ごしている私たちに、間近に迫る聖霊降臨の祝日に備えるようにとの呼びかけを感じさせる福音が朗読されます。
イエス様は私たちを守り、弁護するお方を送ることを約束してくださいます。このお方こそ、聖霊なる神様、マタイ10章18節〜19節で「私のために総統や王の前に引き出されて、彼らや異邦人に証しをすることになる。引き渡されたとき、何をどう言おうかと心配してはならない。そのときには言うべきことを教える」お方として提示されている。
また、ロマ8章26節で「“霊”も弱い私たちを助けてくださいます。私たちはどう祈るべきを知りませんが、“霊”自らが、ことばに表せないうめきをもって執り成してくださる」お方として提示されます。
そしてヨハネは親しみをこめて「弁護者」と呼び、私たちの日々の営みをリードし支えてくれるお方として紹介してくれます。(ヨハネ14章15節、26節、15章26節参照)私たちはこのお方に身をゆだね、かかわる人にやさしさを配りながら日々の営みを生きることが求められているようです。
国松
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