今日3月11日は東日本大震災から2年目になります。心を合わせてお祈りしましょう。
私たちは日常生活の中でどうしても目から入ることに気を取られてしまいます。だから奇跡を求めます。奇跡は目に見えるもので、一番わかりやすいからです。
しかし、イエスは奇跡自身に重きを置くのではなく、奇跡の奥にあるものを示されます。だから「あなたがたは、しるしや不思議な業を見なければ、決して信じない。」と言われたのだと思います。
今日の福音に登場する王の役人はイエスの言葉を信じて帰ります。本当はイエスに直接来てもらって目に見える形で癒して欲しかったにもかかわらずです。しかしその信仰によって彼の息子は癒されました。そのことを思うと、イエスを信じるにはイエスの言葉で十分であることがわかります。
私たちはイエスの言葉をどこまで信じているのでしょうか、信じようとしているのでしょうか。この点を黙想してみたいと思います。
fsdb
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