イエスさまは、ラザロが死んで四日目にラザロ家をようやく訪れました。マリアは「あなたが神にお願いになることは、何でもかなえられると、私は確信しています。」と言います。「私は復活であり、いのちである・・・」とのイエスさまの言葉を聴いて「あなたが、この世に来られるはずの神の子、メシアであることを、私は信じております」と100点満点の答えをした彼女でした。しかしラザロのお墓の前では、“四日”という現実の前に、石を取り除けるのをためらう彼女でした。彼女の“頭の中の信仰”と“現実の生活の中の信仰”のちぐはぐさは、私たち人間誰しもが持っているものです。大切なのは“信仰の弱さ”を気づいても、ガッカリしないでイエス様を見続けることです。
Tanaka
イエス様を迎えに出て行くマルタ。イエス様を家に迎え入れ、いろいろのもてなしのためにせわしく立ち働くマルタ。イエス様に対するホスピタリティーに溢れる聖マルタの記念日です。
イエス様は、今日も私たちのもとを尋ねてこられます。子供の姿でしょうか、あるいは病気の人の姿かも知れません。家族、友人、そばにいる人々の中におられるキリストの姿に気付いて、聖マルタのようにそのキリストに仕え、真心込めて愛の奉仕に努めることができるよう、彼女の取次ぎを求めて祈りましょう。
mickey sdb
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