ヨハネ福音書の7章にエルサレムに向かうイエスについて次のように書かれています。「イエスはガリラヤを巡っておられた。ユダヤ人が殺そうとねらっていたので、ユダヤを巡ろうとは思われなかった」(7.1)。「しかし、兄弟たちが祭りに上って行った時、イエスご自身も、人目を避け、隠れるようにしてエルサレムへ上って行かれた」(7.10)。
イエスは臆病だったのでしょうか?そうではない、時を見極める賢明な行為だったのです。「イエスの時はまだ来ていなかったからである」(7.30)。勇気も一歩間違えば無謀となります。人生に大切な三つのことがあります。愛・勇気・賢明です。賢明がなければ何をやっても調和を乱し、目的を達成することが出来ません。
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