週日のみ言葉と福音朗読

今日の『み言葉』(聖書朗読箇所)をよく噛んで、ゆっくり味わいながら頂くように致しましょう。
 
『み言葉』はリンク先「今週の聖書朗読」で読むことが出来ます。どうぞご利用下さい。
 
 
音符のイラストのところをクリックすると、朗読を聴くことが出来ます。
 
朗読者:石川裕美
61      四旬節第2火曜日 マタイ 23・1−12 
 
 今日の福音は、最初から最後まで、イエスが直接私自身に向けて言われているのではないかと感じる箇所である。
 
 律法の大原則というものがある。十戒である。それは、神、神の名、神の日、神が与えられた両親に対する畏敬の念。そして、人間の生命、所有物、個性、名誉、自分自身に対する畏敬の念である。
 
 律法学者やファリサイ派の人々がこの律法の大原則を教える限りにおいては、それに従いなさいと、イエスは言われる。しかし、彼らは細かな規則を作りすぎ、宗教を耐えがたい重荷としてしまった。彼らはある意味熱心すぎるあまりに宗教の本質を見失い、横道にそれ、自分たちばかりか他の人々までも悩ませることになってしまった。
 
 宗教は人に喜びを与えるものである。宗教は人を助けるものである。宗教は人を支えるものである。さて、私たちは人々を喜ばせ、助け、支える者となっているだろうか。私たちの掟に対する謙虚さが問われている。
 
Kita
 
 
四旬節 第2火曜日 マタイ23・1−12.mp3
 

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Last updated: 2015/8/19