週日のみ言葉と福音朗読

今日の『み言葉』(聖書朗読箇所)をよく噛んで、ゆっくり味わいながら頂くように致しましょう。
 
『み言葉』はリンク先「今週の聖書朗読」で読むことが出来ます。どうぞご利用下さい。
 
 
音符のイラストのところをクリックすると、朗読を聴くことが出来ます。
 
朗読者:石川裕美
221      年間第15火曜日 マタイ 11・20−24
 
 今日の福音は、イエスの裁きの言葉が連ねられています。福音書では神の愛、あわれみということが強調されています。病人をいやすイエス、罪びとをゆるし、あわれむイエス、徴税人や遊女にもこころをかけるイエスの姿。イエスという方はヨハネ福音書のいうように「神のみ言葉」として、神を完全にあらわす方です。父なる神はイエスのように愛のあるあわれみ深い父です。
 
 しかし、その神は「裁く神」という面ももっています。福音書の中でイエスが自分や、自分が遣わした弟子たちに対してどのようにふるまうかによって、そのひとの永遠のあり方が決まってしまう。つまり、救いを得るかどうかが決まってしまうということも主張しています。今日の箇所やマタイ福音書の25章の「最後の審判」の箇所などは、そのようなことを述べている典型的なところといえるでしょう。
 
 神が裁かれる方であるということを私たちは時々思い起こす必要があると思います。神のみ言葉であるイエスに対しての私たちのかかわり方に、私たちの救いがかかっているということを、しばしば意識したいと思います。
 
鈴木英史
 
年間 第15火曜日 マタイ11・20−24.mp3
 

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Last updated: 2015/8/19