「受けるよりは与える方が幸いである。」
福音書には記されていない、キリストの言葉が、第1朗読、使徒言行録のパウロの話の中で紹介されています。
普通「与えるよりは受けるほうが幸せ」と考えがちな私たちの意識をまさにひっくり返してくれる教えです。
フィリピンで生活していたとき、フィリピンの人々がたとえ貧しくても客人をとことんもてなし、喜ぶ姿をみて、この言葉の意味を学んだものでした。おやつのパンを配ると、それを独り占めにすることなく、自分の弟や妹に分けてあげて、うれしそうに食べていた子供たちの笑顔も思い出します。
与える喜びを通して感じる幸せをたくさん味わうようにしたいものです。
mickey sdb
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